1/18/2009

Calicchio のピストン調整

先日手に入れた Calicchio (1S-ML-7)ですが、ピストンの応答がイマイチなので、休日を利用して調整です。
購入時の試奏のときも「チョッとダルいピストンだなぁ。」って感触が有ったので、少し弄るコトに。ピストンの個体差はあまねく知られた楽器なので、調整の必要が有るのはしょうがないかな。
まずは定石のオイルラッピングをするもなかなか納得の行く感触が得られないので、アルミナ微粉の粒子サイズ 0.1μm(0.0001ミリ)を水で溶いたモノを使ってラッピング。ラッピング後に水洗、注油、組み立て、試奏を繰り返すコト数回、良い感じになりました。
ピストンとケーシングのクリアランスは0.01ミリから0.02ミリ程度(10μmから20μm)と言われていますので、ラッピング材の粒子サイズがクリアランスよりも小さいモノで無いとエライ事に・・・なってしまいます。
ちなみに、もう一本の Calicchio (2-L-7) のピストンは購入時から反応は良好(スカスカ感は否めないけど)で調整要らず。

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