ホームズ周期彗星見えてます
ホームズ周期彗星がバーストして大増光と言うニュースは存知の方も多いと思います。台風20号も既に通り過ぎ、快晴の早朝にその姿を肉眼で確認。はっきり言って彗星というより恒星(ふつうの星)の印象です。月がすぐ近くにありますが、2等級台の光度を維持している模様で非常に明るいです。街灯が多い市街地でも星座を形成する星の位置を知っていれば、容易に肉眼で彗星を確認出来ると思います。口径5cm7倍双眼鏡で見ると恒星が点光源であるのに対し、ホームズ周期彗星は円形で面積を有している状況がはっきりとわかります。チョイ見用の口径8cmF7望遠鏡(22倍)を早速セッティング、望遠鏡で見た印象はカエルの卵の様です。ハッキリと輪郭がある円形、中央部にはクッキリとした核が確認出来ます。過去に見た彗星では核の周りのコマと呼ばれる部位は「ボャ」っとしていて輪郭は無いのが通常でした。
ホームズ周期彗星に関する解説と見える位置と探し方などは横浜こども科学館ホームページに紹介されているものがわかり易いので参考にして下さい。
横浜こども科学館ホームページ
急激に明るくなったホームズ彗星
http://astro.ysc.go.jp/index2.html#comet-holmes
口径8cmF7望遠鏡(22倍)にデジタル一眼を接眼レンズに手持ちで押し付けて10秒露出で撮った28日早朝のホームズ周期彗星の写真を載せておきます。写真中央付近の白いっぽいのがホームズ周期彗星です。
流石に手持ちじゃブレますね。
そう言えば、去年の今頃にスワン彗星がバーストを起こして明るくなってた。